2004年03月18日

山葵(わさび)

 もり、ざる、せいろ蕎麦と名称こそ違え、冷たい蕎麦には必ず付いてくるワサビ。いったいこれはどの様に使えばよいのだろうか。

うちの店のお客さんの場合、4通りに分かれる。
1 まったく使わない
2 最初から汁にとく
3 蕎麦の上にこすり付けて、然る後、汁につける
4 蕎麦猪口の上部につけ、汁を付けた後、ちょっと接触させる

 では、蕎麦屋自身はどうなのだろうか?
飲み会で話題の一つになったことがある。
メンバーは御山角屋(県理事長)西口喜多屋(次期福島の組合長内定)サンキスト(残念ながら蕎麦屋ではないが)の各氏と私の4人である。
 
 結論から言うと”全員使わない

御山角屋さんに到っては「本当は出したくない」とのたまう。
そばつゆが台無しになってしまうと言うのだ。(サモアリナン)

然しながら、本ワサビと鮫皮のおろし器を恭しく出す店も一方では存在する。別な機会に、そうするお店の旦那に聞いてみた。
「もちろん使うぅー。旨いよ、本ワサビは。」「・・・・・」
別な蕎麦屋さんにも聞いてみた。「使います」「・・・・・」

蕎麦屋自身は≪使わない≫という仮説はもろくも崩れ去った。

ワサビは薬味、香辛料の類であるから使い勝手はお客さんの自由ではある。とは言っても、2の最初から汁にとく、というお客さんは、次回からは緊張感を持って蕎麦を茹でてもらえないかも知れませんナ。
posted by 山口屋散人 at 22:24| 福島 ☁| Comment(7) | TrackBack(1) | 麺類学 | 更新情報をチェックする