2004年04月30日

間(マ)?

matukawa

お散歩の相棒、F班長はあまり冗談を言うタイプではありません。
つい先日のお散歩の時です。
地上2〜3メートルなら何でもないトラバースでも、
2〜30メートルの高さとなるとちょっとエライことになります。
そういうところを先に渡る小生に
「滑ったらイッテラッシャーイだね」と声をかけます。

確かに滑ったら、下まで落ち続けるしかない場所です。
緊張状態にある小生は一瞬むっとしましたが、
「そん時はイッテキマース、ってか」と切り返します。
こういう状況でニヤリとする自分が、山のベテランに思えてきて、
平静を保って渡りきることができました。
絶妙のジョーク?だったわけです。

100%緊張しても良い結果がでるとは限りません。
次に渡る彼自身の緊張をほぐすためなのか、
小生にリラックスして行けよとのアドバイスなのか分かりませんが、
ある種の間を取ることは大事なことのようです。



posted by 山口屋散人 at 21:47| 福島 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする

2004年04月29日

お散歩の余禄

誰も行かないような山間の地でも、花が咲いてます。
この頃、そんな花にも関心がいくようになってきました。

hitorisizuka

花といっても、ついこの間までタンポポとチュウリップしか知らなかったのですが、この花は何だろうとデジカメで撮ってくるようになったのです。

ikarisou

帰ってきてから調べるというのも、楽しみの一つです。
問題はすぐ忘れてしまうこと。

鳥も撮れる時は、撮るようにしています。


miyamakakesu

この鳥、調べたところ「ミヤマカケス」というカラスの仲間らしいのですが、鳥は難しいですな。



posted by 山口屋散人 at 00:33| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2004年04月26日

ホームレス?

雪解けを待って、今年初のお散歩をしてきました。

行程の9割を終え、コーヒーを沸かしているところです。

coffee time

野外でなければ、「どう見てもホームレスだ」と女房に言われました。
なるほど、周りがコンクリートで段ボールの一つもあれば、立派にホームレスかも知れません。

お散歩のレポは2〜3日かかりそうです。
これから業界の集まりで土湯温泉に泊まりです。

ちなみに左側が相棒のF班長で右が小生であります。


posted by 山口屋散人 at 16:26| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑事 | 更新情報をチェックする

2004年04月23日

げに恐ろしき物?

人には必ず苦手とするものがある。
お散歩の相棒、消防団のF班長は長いもの→ヘビがダメである。
林道などを並んで歩いていると突然悲鳴をあげてダァーと退却。
その悲鳴に当方も驚いて一緒に並走なんてことがよくある。

小生、ヘビは苦手ではない。
「お友だち」ではないが、かまって遊ぶぐらいは出来る。
小生の苦手はゴキブリである。
以前はカマドウマ(便所コウロギと呼んでいたが)も苦手だった。
カマドウマ

が、女房の実家に行った折、小生の靴の中に紛れ込んだらしく
そのまま履いていて、後でぐったりした状態で出てきた。
それ以来、親近感が湧き「お友だち度C」に昇格した。

ゴキブリはダメである。
商売柄まずいので、退治に精出すわけだが冷や汗ものだ。
ゴキブリのお陰でカブトムシもつかめなくなってしまった。


ゴキブリ


posted by 山口屋散人 at 21:33| 福島 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑事 | 更新情報をチェックする

2004年04月22日

BLOGの功罪?

BLOGなるものを始めてから一ヶ月ほど過ぎた。
始めは手探り、システムも分からず、「とりあえずイッテミヨ〜」のノリ。

あまり深く考えもせず、日記代わりに書けばいいんだよなーと、
せっせと書き込む。

慣れるにつれ、こりゃぁ面白いとも思った。

が、今、すこし慎重になっている。
どうも過去の文章を読んでいると、自分のイヤラシサが鼻に付く。
アクセスの数が本?ホームページより倍以上を記録するにおよんで、
「まてよ」と理性のかけらが囁きかけてくる。

どうも読んでくれる奇特な方々に阿っているのではないだろうか?
愚にもつかぬ知識?のひけらかしをしているのではないだろうか?

自分で書きながら、ある種のヤマシサが自分自身に跳ね返ってくる。

__とまぁ、すこしマジに考えたのであります。



posted by 山口屋散人 at 23:02| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

ハンドル?

中学校の時、授業中に冒険活劇滑稽譚みたいな駄文をレポート用紙に書き
机から机へとまわし読みさせるという、人気作家?だったことがある。
その時のペンネームは雲隠才蔵(くもがくれさいぞう)または雪隠苦才蔵(せっちんくさいぞう)。

インターネットを始めてから、ハンドルネームというのが必要になった。
最初、土佐衛門とし、やがては土ザ衛門としていた。
が、阿武隈川に子供が流されるという事故があり、不謹慎なため改名。
本名が斎藤というので斎を使い「面毒斎」を最近まで使う。が、飽いた。

「さいとうさん」と本名で呼ばれるのはなかなか無い。
ほとんどが屋号である「山口屋さん」だ。
これに荀子だかで出てくる「散人」を付けることにした。
つまらない人物という意味だ。
「山口屋散人」しばらくはこれでいこうと思っている。

これにも飽いたら、次の候補は決まっている。
「十編捨一句」
十編のものを捨て一句をひねるというものだが、どうだろうか。

posted by 山口屋散人 at 00:18| 福島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑事 | 更新情報をチェックする

2004年04月21日

財布の中身

買い物に出た。
物は三千円くらいなとこだ。
出てから財布を確かめる。千円札が4枚。「ん?」
免許証に入れておいた肌金の1万円は既に無くなって久しい。
まぁ、何とか大丈夫だろうと、そのまま行く。

25歳の時だった。
勤め先の支店長との雑談の折、支店長氏はかくのたまう。
「年齢掛ける千円は財布にいれておくように」
そうすれば、一応恥をかかずに済む、と言う。
大卒の初任給が10万円をやっと越えたあたりである。

そのデンで言えば、現在は相当な金額になってしまう。
現実は年齢掛ける100円くらいなものか。
煙草銭が入っていればいっこうに気にならなくなった。

その支店長氏は海軍のポツダム中尉だった人だ。
日大から学徒動員、軽巡に乗っていたとのこと。
大手損保(株主上位だった)の支社長から転籍出向の天下り。
「スマートで目端が利いて几帳面」という海軍スピリットを言うわりには
飲み屋のオネエチャンからよく勘定の催促電話などを受けていた。
今も元気でテニスなんかして遊んでいるとのこと。
その出身の損保会社は、米の同時多発テロで大打撃を受け、
今は存在していない。




posted by 山口屋散人 at 22:43| 福島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑事 | 更新情報をチェックする

2004年04月19日

お散歩のprologue

せっかくの日曜日。
そば釜の調子が悪く、こりゃー煙突の掃除をせにゃならぬと覚悟を決めたが、どうもやる気がおきぬ。夕方に仕事することにして、お散歩の下見(雪解け具合)に出ることにした。

栗子山
(栗子山の一等三角点、待ってろよ〜)

どうせならお土産があったほうが良いので、山菜取り兼用で菱川林道あたりと狙いをつける。
途中、二股に分かれる右側の道(左側は赤岩、大平方面へと伸びる)にはバリケードがあり、福島警察署長名で「入ってはいかん」と書いてある。

バリケードは開き放してある。警察署長名の立看は見えなかったことにして進入することにした。

フキノトウは大きく育っていて「既に遅し」
コシアブラは芽が出たばかり。

それより、この道の現状がどうなっているのか、行ける所まで行くことにする。
日曜の午後とあって、やはり山菜取りに来たのか、駐車しておにぎりを
食べている家族連れなど、4台の車と会った。
こちらは軽四駆なので少々平気だが、ワゴン車でよくまあここまで来たねという感じ。
初めてでここまで来るのは相当心臓でないと来れないような道なので、よく知っているのだろう。

ショウジョウバカマ
(ショウジョウバカマ)

結局、あと僅かで終点と思われる地点で積雪のため走行不能。
100メートルほどバックして、方向転換。
途中、大平地区の畑が見渡せた。標高差200Mくらいか。(写真撮るんだった、失敗)なかなかの景色だったのに。

帰り道、去年もゴチになった高平トンネルのあたりでのウコギの様子をうかがうと
なんと、ちょうどいいあんばい。収穫。本日はウコギ御飯なり。






posted by 山口屋散人 at 21:09| 福島 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2004年04月13日

缶ビール

 最近、駅の自動発券機、エレベーターのボタン、缶ビールのトップなど色々な所で点字を見ることができる。
点字の読み書きはさほど難しいものではない。1時間も教えてもらえば、たどたどしくとも読むことはできるだろうと思う。
しかし、上記の点字を短時間で読めというのは、晴眼者(健常者)では点字のベテランでもかなり困難だ。

何故か。
点字を打つ場合、用紙の右上から左へと文章を書いていく。
こちら側から点筆で押して用紙の向こう側に突起を作るわけである。
読む人間(盲人)は左上から右に向かって、その突起部分を指でなぞって読んでいく。紙の裏側から読んでいくわけだ。我々は表側から凹部分を読んでいくわけだから、180度ひっくり返さないと読めない。(凸部分を頭の中でひっくり返すわけである。)

とりわけ缶ビールのように文字の上下が分からないような(外側からか内側からか)ものは本当に読みにくい。

缶ビール

今、手元にあるキリンの一番絞りの場合、中心部より見て、左から右に読んでいく。

これを書きながら、今更ながらに気がついた。
盲人の方は「読み書き」まったく逆のことを両方ともやっていたのだ。
こんなことも気が付かないでいたとは・・
posted by 山口屋散人 at 23:48| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑事 | 更新情報をチェックする

2004年04月12日

この男にして

 先週の金曜日、同業の長老的存在の方のお通夜に列席してきた。
その席でその長老の甥で、彼自身の実家も同業(波来屋さん)である、菅野宏昭君に会った。(小中高と同級)

東京芸大の声楽科を出て、声楽家としてオペラ等にも出演し、音大でも教えている。その彼とすこし話をすることができた。

イタリアから帰ってきたばかりだとのこと。
「何しに行くんだ?」と聞いたら、
習いに行ってきたんだ」と言う。(彼はこう表現した。)
イタリアに尊敬する先生がいて(もう80歳に近いらしいが)ちょこちょこ行くらしい。

「この歳になってもまだ習うもんなのか?」
「学ぶべきことが多い。それを学んで学生に教えなければならない」とのたまう。

すでに彼はプロの世界で十分に認知、評価されている男である。
この男にして、まだ学び続けている。師弟の礼をつくしてである。


posted by 山口屋散人 at 22:36| 福島 | Comment(4) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする

2004年04月08日

今週末

 親友のMからメールが届いた。
今週あたり「競馬なぞやりまひょなもし」だそうだ。
つい最近まで某都市銀行の日本橋支店長だった男だ。
わざわざ朝のコッパヤク東京からお出ましになるという。

この男、博才もあり、思い切りの良さから、当たりだすと手がつけられない。
当たりの着順を確認するとニヤリとする顔が小憎らしくて、思い出すとムシズが走る。ウヌ・・ヌ。
kaibaoke


「この馬なんかクサイでんな」と人が呟いたのを聞き逃さず、
「はぁ、さよか」なんて気の無い返事をしながら、しっかりと軸にして買っている男だ。
肝心の呟いた本人は、ヤ〜メタとあっさり宗旨替えで買わず。
結果、やっぱりその通りになって
「おかげさんで、エヘヘ」..........このヤロー!(公的資金かえせ〜)


posted by 山口屋散人 at 01:24| 福島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2004年04月06日

標準木?

 季節の端境期は麺類を扱う商売にとって、まったくもってやりづらい。
ちょっと暑いと「冷しラーメンはま〜だ?」とくる。
かと思うと次の日には雪が舞ったりして、鍋焼きうどんなんかをせっせと作らされる。
概して、「まだか、まだか」と季節の先取りをするお客さんに限って、シーズンインと共にあれだけ騒いだくせにさっぱり食べなくなるのだから不思議なものだ。そしてシーズン終了間際になると「まだ出来るよね」とばかりまたぞろ騒ぎ立てる。
こういうお客さんの言うことは、正直言ってあまり聞く耳を持たない。翻弄されるだけのことだ。

 季節メニュー、例えば「冷しラーメン」を例に取ると、準備だけで1週間から10日かかる。食器の入れ替えもあるが、スープ(タレ?)の熟成に1週間は必要なのだ。作ったばかりのスープは味がとんがっている。味にまるみが出るまで寝かせる。(な〜んて言うと、一流の店みたいでちとハヂカシイ)
それに麺自体の作り方も変わる。温冷どちらかに標準を合わせて作るわけだから、予想が狂って逆に来た時は店もお客さんも悲惨である。

 桜の開花宣言をする時は、標準木というのがあるそうだ。この地区でただ一本の標準木。実はお店にとっては、標準木ならぬ標準人と呼べるお客さんがいる。このお客さんが言い出したら、「GO!」という人だ。
その話を同業者としたら、やはりそれらしいお客さんがいる、とのこと。みんな同じようなもんなんだなヤ。
posted by 山口屋散人 at 21:49| 福島 | Comment(8) | TrackBack(2) | 麺類学 | 更新情報をチェックする

NASAの学習?U

 社員研修で最も印象に残っているのが次の例題である。

例題、
 月面着陸船オライオンより、月面移動車に乗り移り、300km移動した所で車が故障してしまった。車の復旧は不可能である。オライオンまで自力で帰還しなければならない。月面移動車に積み込んである30品目より必要な物資を15品目選択し、さらに優先順位を付けよ。

積載の品目は 酸素ボンベ、マッチ、無線機、水、食料、ロープ、棒きれ、ピストル、懐中電灯、コンパス、月面地図、乾電池、等々。


getumenn

 研修社員は、月面上の空間を想像しながら、知りえる知識を総動員して回答を出さなければならない。
まず、個人の回答を30分で出す。さらにチームとしての回答を1時間の討論を経て出す訳である。

最上のチームは各個人の得点よりも、チームとして出した回答の得点のほうが良かったチームである。
チームとしての能力が各個人の能力を上回った、として評価された。

最低はその逆。各個人の得点のほうが、チームの得点より良かったチーム。「お前らは最低だ!」とクササレタが、実は世の中に多いのがこの例でもある。

個人として批判されたのが、例えば一人だけチームの得点よりも個人としての得点のほうが良かった場合である。チームメイトとの討論、説得に失敗したと看做されたのである。

「君がついていながら何故こんなことになったんだ!」
こう言われた経験のある人は説得力のお勉強でもイタシマショ。



posted by 山口屋散人 at 21:45| 福島 | Comment(0) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする

NASAの学習?

 ごく僅かなサラリーマン生活だったが、今も記憶に残っている研修を受けたことがある。
NASAの学習プログラムに沿って・・という触れ込みの研修である。
二泊三日の缶詰だったが、ゲームのような研修だった。

地区本部に属する各地の入社半年の社員三十数名が集められた。4〜5名ずつアトランダムにチームを組まされてチームの成績を争うという研修である。

 例えば、各チームに5発のミサイルが与えられる。戦域は碁盤の升目。あらかじめ試験官がタテヨコ連続した戦艦を5隻隠しておく。(試験官の手元にだけ正解はある。) つまり何処にいるのか分からない戦艦に向かってミサイルを発射するのである。

「Kチーム撃ちま〜す。8の五に一発!」「はずれ〜!」という具合。弾を撃つのが早すぎてもいけないし、遅すぎても他のチームに手柄を取られてしまうという、ジレンマに陥る内容のものだった。早々に諦めたのか最初に名乗りを上げたチームは連続で5発を発射してしまい、的中せず零点。(このチームはバッドマーク5)

 私の属したチームには一人冷静な男がいた。各チームが撃った場所を最初から克明に記録していたのである。乱戦になってくると他のチームが既に撃った場所にもう一度撃つチームが出てくる。
そういう弾は無駄撃ちとして厳しく叱責を喰らった。

 そうこうしているうちに1隻撃沈したチームが現れた。タテヨコ形状は不明だが連続した5隻である。しかしそのチームはその時2発発射していたので、どちらが的中か分からない。

 我がチームの冷静男はプリントされた升目を見ながら「こっちの升目だと思う。」と決断を下した。

 その周囲の升目は4個。ここに一発ずつ撃てば少なくとも1隻は撃沈できると踏んだ。競争であるから先んじなければならない。残りの一発はカンで隣の升目に撃つことにした。

結果、2隻撃沈!
わがチームはこの冷静男Y君に救われた。
posted by 山口屋散人 at 02:03| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする

2004年04月04日

十割そば?

 ここ十年のことだろうと思う。
「十割そば」という表示なり看板を見かける様になった。

 最初、意味が分からなかった。
多分、挽きぐるみ(全粒粉)を使った蕎麦かなぁ、と漠然と考えていた。
ある時、四代目の蕎麦屋さんに聞いてみた。
「実は俺も知らないんだ。」
蕎麦屋の三代目(私)も四代目も知らない言葉であった。

 そもそも蕎麦屋の用語は出典不明なものが多い。
さも伝統がありそうに装っているものの、現代の造語が多い。
「十割そば」とは要するに100%そば粉だけで打った蕎麦らしい。
多分、どっかの経営コンサルタントが考え出し、広まったものではないのだろうか。既存の蕎麦屋との違いを出すためには、ある程度意表をついたキャッチコピーが必要だったのだろう。

 さて、旧農林規格(JAS)では、蕎麦と表示していいのは20%以上の蕎麦粉を含むものである。蕎麦の商いを営む者がどんな蕎麦をつくろうと、それはその基準さえクリアしていれば良いのであって、それぞれ己の信ずるところに進めばよい。

 然しながら、ちとカチンとくるコピーが付属していることが多い。
「繋ぎなど一切使わない本物(本当)の蕎麦」
最初に断っておくが、小麦粉を繋ぎに使うのは、そうしないと繋がらないためではない。その方が美味しいと思うからで、何割の繋ぎを使うかはその蕎麦屋の考えしだいである。

 二八蕎麦とよく言われる。
一般的には繋ぎが二で蕎麦粉が八とか、また価格が16文であったため二八16からきたとの説がある。さらには逆二八という説さえある。実際小麦粉の割合の高いほど上等とされた時代もあったのである。赤穂浪士の討ち入りから50年後、当時の流行の蕎麦屋の記録がある。小麦粉4升に蕎麦粉1升の割りとある。(これぞ逆二八である)
では、本当の蕎麦とは何なのだ?
そんなものは無いのである。原点はある。原始の蕎麦と言うべきや。

 繋ぎ無しと繋ぎ有りの技術的な困難度は、
「有り」が一次関数なら「無し」が二次関数程度かな?

posted by 山口屋散人 at 01:37| 福島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 麺類学 | 更新情報をチェックする