2004年04月12日

この男にして

 先週の金曜日、同業の長老的存在の方のお通夜に列席してきた。
その席でその長老の甥で、彼自身の実家も同業(波来屋さん)である、菅野宏昭君に会った。(小中高と同級)

東京芸大の声楽科を出て、声楽家としてオペラ等にも出演し、音大でも教えている。その彼とすこし話をすることができた。

イタリアから帰ってきたばかりだとのこと。
「何しに行くんだ?」と聞いたら、
習いに行ってきたんだ」と言う。(彼はこう表現した。)
イタリアに尊敬する先生がいて(もう80歳に近いらしいが)ちょこちょこ行くらしい。

「この歳になってもまだ習うもんなのか?」
「学ぶべきことが多い。それを学んで学生に教えなければならない」とのたまう。

すでに彼はプロの世界で十分に認知、評価されている男である。
この男にして、まだ学び続けている。師弟の礼をつくしてである。


posted by 山口屋散人 at 22:36| 福島 | Comment(4) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする