2005年02月28日

狛犬?

komainu-aun

この間、三業組合が奉納した福島稲荷神社の狛犬を話題にした。
この昭和13年製の狛犬は、よく子供の頃に登って遊んだものである。

子供ごごろに、どうして片方の犬だけ口を開けているのかな、と思っていた。

今頃になって、その訳を書いた本にぶつかった。

本来は犬ではなく、獅子であるのだが、朝鮮を経由して日本に来たとき、
日本人はこれが何であるか理解できなかったらしい。
そこで朝鮮(高麗)から来たので、これは高麗の犬に違いないということになった。
したがって高麗犬、こまいぬ、狛犬となった。

そして、これは例の東大寺の金剛力士像と同じで「阿吽」の形態をとっている。
社殿から向かって左が阿形、右が吽形となる。
阿吽とは呼吸のことで、阿が呼気、吽が吸気となる。
片方は吐き、片方は吸う。
これで「邪気」の侵入を防ぎ払うものだとのこと。

大変なお役目をつとめる物体に登って遊んでいたらしいが、
特に今のところ天罰はあたってなさそうである。

posted by 山口屋散人 at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 福島 | 更新情報をチェックする