ちなみにコレをキーワードにしてWeb検索してみると
Googie 32300件
Yahoo 470件
goo 5990件
ネットの辞書には載っていない。
これがどうしたのかと言うと、
「持衰」という古代人の心になってみたのである。
強いて言えば、このことが禁煙への動機づけなのである。
魏志倭人伝に、倭人は遠くに航海するとき舟に「持衰」という
カンナギを一人乗せる。
このカンナギは一身に苦難をひきうける。
物忌みをしながら、身をにえ(犠牲)にするために船中にいる。
嵐が来れば、これをおさめるために、型として海中に身を投じる。
阪神淡路大震災の後、震災に遭われた人々の苦しみを思い
禁煙したり、髭を伸ばし放題にしたりした人たちがいた。
司馬遼太郎は、この人たちを「持衰」という古代の心だ、という。
そして氏の周りに二人もいるから、日本中にはどれだけの
「持衰」がいるか分からない、と書いている。
この本、そこの項を再読させるために天から、
いや本棚の上から降ってきた。
そのお陰で、禁煙17日目。
「じさい」という古代の心は禁断症状を伴わない。