うちの店の隣に喫茶店があるころ、(昭和の終わり頃)
そこで珈琲を飲みながらよく話を聞いたものだ。
梅雨どきになると腕が痛むという。
南支派遣軍で八路軍とやりあったらしい。
「銃弾が残っているんですよ」と、特にこだわりもせず、
あっさりと流す人だった。
お通夜の前に火葬にされたとのこと。
喪主の挨拶の中で、鉛弾が三個出てきたとの話があった。
時代が交錯した。
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