2005年12月08日

満腹感?

あらかた二百年前の人だが、フランスに美食家だか法律家だかの
サヴァランという人がいる。
この人が、
「普段、君が食べているものを言ってみたまえ、
君がどんな人間であるか、当ててみせよう」
という様なことを言った。

塩辛いものを好む人は、やはり人間もシオカライ・・?
なんてレベルのことではないだろうが
わが店を例に出しても、何となく以上に理解できる。

どんな人間か、というのは難しいにしても
どんな食生活をおくってきたか、もしくは
近頃どんな食生活か、を想像することはできる。

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たとえば「ラーメンの大盛り」がある。
最近の若い人達は大盛りは注文しない。
注文するのは団塊の世代以上の人達だ。
この人たちは子供のころ、ラーメンは御馳走だった。
なかなか口に入らないラーメンを腹いっぱい食べる・・
というのが、満足感につながるのだ。
そして、この方々は蕎麦はめったに食べない。

現在の社会的地位が相当高い人でも相変わらず
子供の頃の味覚的満足感、満腹感を引きずっているのは
面白いと言えば面白く、正直でもある。
変にグルメをきどることもないのも良い。
ただ、ちょっとダサイので、そろそろ
「ラーメンの大盛り」は止めたほうが良いと思う。

posted by 山口屋散人 at 23:12| Comment(5) | TrackBack(0) | 麺類学 | 更新情報をチェックする