2006年03月17日

36時間の眠り

蕎麦は「打ちがけ」(打ちたて)に限る、という定説だが、
実際には少々時間差がある。
打って直ぐよりは30分〜1時間位がベストとする説が多く
小生もまたその説に賛成である。

それに反して「ラーメン」の麺、つまり中華麺は
寝かせる必要がある。
宣伝の上手い大手などは「熟成させる」と表現する。
なに、要するに腐敗への道を辿らせるということである。
ステーキは腐る寸前が一番うまい、と言われているが
ひょっとするとラーメンもそうかも知れない。

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ウチで造る麺は36時間置くと落ち着いてくれる。
60時間経過すればベストだが、なかなかそうはいかない。
売れなければ置けるのだが、おかしなことに
売れ出すと止まらない。36時間置けないで出すことも
往々にして(いや、頻繁に)ある。

不思議なのは36時間の中身である。
同じ36時間でも、夜間の存在が一回か、二回かの違いがある。
むろん、二回あったほうが望ましい。

思うに太陽から一番遠くなる時間が長ければ
長いほど良いということではないのだろうか。
それだけ深く眠れるのでは、と思っているのだが。

posted by 山口屋散人 at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 麺類学 | 更新情報をチェックする