ここが初めの取水口だとは知らず、ろくに写真も
撮ってこなかったが、今日は慎重に見学した。
穴から出ると、おばちゃんが二人居た。
近くの学校のPTAのようで子供の学習の下見に来たようだ。
この穴が初代の取水口だと知っていた。
(知らなかったのは物好奇倶楽部のメンバーだけ?)

さて、下流に向かって本日のメインである堅刈の跡に向かう。
本日は水量が少ない。
所によっては干潟?の部分を歩くのも可能であった。
崖をえぐり取り、木樋を通して下から支えたという難所であるが
はっきりと確認できるのは、ここくらいであった。
さすがに400年近くの風化は如何ともしがたい。
400年前の先人の鑿跡であろうと思われる。
何処の誰とも分からぬ一農夫の鑿跡が、その子孫かも知れぬ
小生によって今、眺められている。