2007年08月09日

山口屋的「符丁」

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古い業種にはその業界で通用する符丁というものがある。
その代表が寿司屋さんの符丁である「おあいそ」。
これなどはオープンな符丁だが、素人さんにバレないように
暗号のように使う符丁もある。

我が店の場合、蕎麦屋業界の使う符丁で生きているのは
「きん」と「さくら」の二つ。
「きん」は元々、斤量の斤の意で、ちょっと盛りを良く
すること。
例えば、高校生のような若いお客さんの場合、ついつい
大盛りほどではない「きん」でお出しすることになってしまう。
「さくら」はその反対だが、お客さんの申し出があったり
すると、「○○蕎麦をさくらで」というふうに、調理場に
オーダーが入るわけである。

創造力の旺盛な我が店であるから、オリジナルの符丁も多い。
その一端を披露するとこうなる。

グルグル   (なると)
カバぼこ   (かまぼこ)
おなすせいじゅうろー (なす)
もいもい   (とろろいも)
ぜびー    (えび)
たけしー   (しいたけ)
にんにくい  (にんにく)
どんビリ   (どんぶり)
もしや    (もやし)
くろやなぎてつこ (たまねぎ)

何か、みんなバレバレか?

      犬

画像は我家オリジナルの「もりたぬき蕎麦」といって
元々は賄い飯であった超簡易種抜き天ざるそば。
発売以来、10年以上過ぎたが根強いファンも多い。
こんなアホなメニューを真面目にやっているのは
やはりアホと言うべきなんだろうな。


posted by 山口屋散人 at 22:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 麺類学 | 更新情報をチェックする