相当弱っているから、手近なところで歩きたい。
そういう条件を満たすのは十万劫山となるが、例の花見山の
ある山なので、近づくのもおっくうである。
いっそ、十万劫山から花見山に下り、また登り返すという
コースをとることとした。おそらく花見山は今シーズンで
最大の人出だろうから、それを見物するのも良いではないか、
という思惑もある。

福島市の天然記念物に指定されている茶屋の桜だ。
咲いている時期に来たのは初めてなので、パチリ。

この山はコシアブラが少ない。わざわざ採りに来たのでは帳尻が
あわない山だ。およそ高度400mでこんなもの。早い。

こりゃ花見山でなく人見山だと思わないでもないが、文句無く
素晴らしい景観だ。ピンクとか濃いピンクという色は、何か
特別なものなのだろうか。

これだけ混んでいると気になるのがトイレ。
なるほど臨時の仮設トイレが並んでいるが、行列だ。

いつの間にか伐採されてしまい、昔からの道が分からなくなった。
近道をしようと欲張ったら、苦戦。ごらんの有様に。