中学生の時から出前を手伝っていた。
おまけに元朝参り(稲荷神社に近い)に合わせて深夜営業もやっていた。
年末を静かに過ごしたのは大学浪人中の年だけである。
(別な意味で心中穏やかではなかったが)
深夜営業も少し前に止めた。
体がきついこともあったが、元朝参りをしてウチの店で蕎麦を食べるのが、
恒例となっている・・という人々がいなくなったためだ。
止めるに止められなかったのだが、潮時だったのかも知れない。
それでも大晦日に向けて、色々と準備が必要となってきた。
「本かえし」をとっている所。
醤油と味醂と砂糖を合わせて煮切る。
匂いも良くないし、薄ら甘くしょっぱいだけの物である。
これを「ダシ」で割ると全くベツモノになるのは、マカ不思議。