2006年07月27日

トイチ、ハイチ

トイチとハイチはいわゆる隠語である。
トイチは上という漢字を分解したもので、ハイチも
下の漢字なのだが、これは少々強引で頭を左側に
ひねらねばわからない。

何の隠語かと言うと、上客がトイチ。
反対に困る、歓迎しない、嫌な客がハイチ。
もともとは呉服屋さんの隠語らしいのだが、蕎麦屋の
業界でもまだ生きている所があるらしい。
(多分、福島では死語か、未使用)

蕎麦屋にとってトイチ(上客)とはこういう客である。
「週に三四度、同じ時間帯に来てくれて、だいたい
同じものを注文し、時には他のお客さんを連れて
来てくれるお客様」

高いものを食べてくれるお客さんではないという
ところが他の物販店と違うところか。

ではハイチ(上客の反対語は?)はどんな客か。
混んでいる時に蕎麦が固いの茹で過ぎだのと
クレームをつける客、食べ終わっているのに
なかなか席を立たない客だそうだ。

だそうだ、と他人事に書いたのは種本にそうあるから。
藤村和夫「蕎麦屋のしきたり」(生活人新書)

noraneko2

では我が店の場合はどうか。
トイチはそんなもんかなぁーという感じ。
ハイチは不潔な人、ふんぞり返って威張っている人、
新聞を全部自分の席に持ってくる人、こっちの
都合などおかまいなく呼び付ける人、なかなか
帰らない人、むやみに話しかける人、大声で
聞こえよがしに話す人、あとはオバチャンの集団。
「さて、これからお昼本番!」という時に、
オバチャンの集団に入ってこられると、
オーマイガット」なのである。
posted by 山口屋散人 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 麺類学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック