
「またぎ」の本を読んだりすると、必ず出てくる山菜で、たいていはミズと
書かれていることが多い。ミズナという地方もあるらしいが、鍋などに使う
水菜と混同しやすい。
本名は「ウワバミソウ」で、これがスーパーに葉の付いた状態で売っていたそうだ。
何年か前に大滝集落の外れの西川橋下から万世大路を米沢側に向かうと、小川沿いに
いっぱい生えていた。
(その時は採ってこなかった)のだが、今は採れない土地にされてしまった。
山のめぐみ、海のめぐみが、台無しにされてしまった。
この一事からさえも、原発は要らない、悪だと言えそうだ。
ちなみにこのミズは山形産で、一把58円だそうだ。
只で採った物かも知れないが、採算があうのか?
茎はたたいて粘り気を出してポン酢で、また浅漬け(うめかった)にして頂いた。
普通は捨てるという葉は天婦羅にしたらもちもち感があり、けっこういけた。
奥羽山脈の向こう側だし、大丈夫だろうと採ってきました。
福島の山菜は軒並み出荷停止なのに、なんで米や野菜は大丈夫なんでしょうね?
私の弟は昨日奥さんと大滝にってミズナ(ウワバミソウ・ミズ)とワラビ・ワサビ・ウコギを採ってきて、天ぷらやお浸し等で美味しく食べたとメールが来ました。
放射能は0.4μシーベルトだったそうです。
弟の家では放射能はあまり気にしてないようです。
『放射能で癌になるころは老衰になってるだろうから関係ない』といたって楽観的です…あきらめ? かも?
ま、小生も癌は気にしていないんですけど、食べられる物に汚いゴミを降りかけられたみたいで腹だたしくて、採る気がしないんです。
ウコギはわが家の庭にもあるんですが、東京電力の糞尿がばら撒かれたような気がして食べていません。
うちも一昨年米沢のお城近くで買ったうこぎが庭にあります。
まだ、鉢植えで小さいのですが、あと30年すると食べられるかななどと思ってます。
ただ、住んで生活するだけであればそんなに問題はないと思いますが、自家栽培や地産地消はスクリーニングしなければならないという状況です。
庭のみずはやにらは去年から食べてません。
ただ住んでいるだけの生活、これが生活なんでしょうか?
少しよっているので乱筆であることお許しください。
少しアイカの将来を考えると、庭のイチゴも食べられない、ミニトマトも食べられないという環境が人間形成にプラスになるのか今考えさせられています。
柳田
今年、庭のにらやみずはなどを計ってみました。
どちらも不検出でした。
早速食べてみたいと思ってます。
ですが、ハーブ類(レモンバームやミント)は約50Bg/Kg(Csの合計)と結構高い値が出ました。
もしかすると、野草もものによっては結構食べられるのでは?
と感じています。
柳田秀明
どうせ、老い先たいした無いし・・w。
食べる楽しみより、採取する楽しみがうせたのが、一番のショックですね。