2005年04月01日

ブログ記事182個目

聞いたことの無い出版者から、電話が来る。
貴方のブログを拝見したのだが、ユニークな内容に感心した。
ついては自費出版したらどうだろうか。と煽てられる。
つい、その気になってしまい、大枚はたいて出版する。

出来上がりもまぁまぁだ。
早速、友人・知人や親戚に配り始める。
皆、一様に驚き褒めたたえる。
鼻がますます高くなった。

これほどの本だ。
これは絶対、公立の図書館に置いておくべきだ、と思いつく。
早速、図書館に赴き、寄贈を申し出る。
図書館側では恭しく「お預かりします」と丁寧だ。
ますます更に鼻が高くなった。

これは新聞記事になっても然るべきではないか、と思いつく。
さっそく新聞社に赴き、記事にしてもらうことにした。
しかし、いつ載せるかは都合があるので、分かりませんが、とのこと。
ある日、待ちに待った記事が載る。
思ったより写真が小さいが、本を手に乗せ、なかなか男前だ。
ますます有名人の仲間入りをした気になり、友人が
出版記念の祝賀会を開いてくれるのを待つ。

そろそろブログ記事も溜まってきたので、二冊目を
どうしようか、という時期になった。
ある朝、散歩の途中、出されているゴミの中に
自分の本を見つけた。
「誰だァー、こんなことしたのは?」

驚いて、図書館にも行ってみる。
自分の本が置いてない。
なぜ、棚に置いてないのか聞いてみると
倉庫にある、という。
申し出があれば倉庫から出してくるとのこと。
この種の本は一定期間保存して、利用が無ければ
処分の対象となる、とのこと。
「何ぃー、この血と汗と涙の結晶の本なんだぞぉー」

友人・知人に電話をし、どうなっているか聞いてみた。
すると、「あるけどまだ読んでない」
「捨ててはいないハズだ」「行方不明になってる」
と散々な有様。

「おまえらー!何だと思ってるんだー!」
と叫んだところで、朝の目覚まし時計が鳴った。


エントリーNO182、えいぷりるふーるの日。

posted by 山口屋散人 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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