2020年02月11日

大正も・・

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お店のお掃除は、小生の役割である。

もう30年以上前のことである。
北裡芸者といえば、昭和初期の最盛期には半玉(見習)、一本芸者合わせて
150人規模でいたそうである。
そして、最後まで残った芸者さんが、愛子姐さんという地方(じかた)の
芸者さんだった。

昭和50年代の終わりごろ、小生が店先を掃いていると、ちょうどに
愛子姐さんが通りかかった。

大正8年生まれの姐さんは、「旦那さん、お掃除するの?」とびっくり
していたのだ。
当時30になるかならぬかの歳ではあったが、表通りに店を構える旦那で
あることは一応違いない。
その旦那が掃除をしている・・というのが驚きだったらしい。

言われた当方も少しびっくりしたのを覚えている。

姐さんは大分前に亡くなったが、生きていれば今年で101歳である。
大正も遠くなりにけり。
posted by 山口屋散人 at 20:58| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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