2020年06月29日

少しは縁が

家人が現在通っている某医院に「楓橋夜泊」の拓本らしい掛け軸が
かけてあるという。
有名な漢詩であるから、現地には詩碑が建っていることだろう。
ではその拓本というのは、どれほどの価値のものかと調べてみた。

ヤフオクであるが、数が在るらしく大したことはない。
お土産用に量産されているみたいだ。

それより久しぶりに掛け軸を見ていたら、こんなものがあった。

IMG_2666.jpg

実は学生時代、武者小路実篤邸のすぐ近くに住んでいた。
偶然にそうなっただけである。
少し交流があるらしい大家さん宅には、本物の色紙の額が飾られていたのだが
白樺派の好きな小生は羨ましく拝見していた。

実篤は最晩年のおよそ20年をそこで暮らした。
ざっと千坪だったかの敷地は南斜面であったが、泉が湧き出る池がある。
それがお気に入りであったらしい。
よくぐるっと一周散歩したが、本人にお目にかかったことはない。
亡くなるまでの約3年、同じ地で同じ空気を吸っていたことになる。

という訳で、ポチッ!

IMG_2669.jpg

届いた荷物を開けて、少し驚いた。
専用の木箱に入り、きっちりとした厚紙箱に収められている。

IMG_2671.jpg

紙箱に貼ってある印刷物を見て、また少し驚いた。
どこをどう辿ったか分からないが、元々は「一枚の絵」が販売したものらしい。
ということは、まず偽物ではないだろう。
もっとも、偽物でも一向かまわない位の競り無しの落札価格だった。
掘り出し物だったかも知れない。

「自然 玄妙 人生 玄妙」ということか。








posted by 山口屋散人 at 21:42| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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