2007年11月07日

おかる地蔵を探す

右岸とか左岸という表現は地理学では上流から下流方向を
見た右左。
沢登り屋さんは登るのが仕事だから下流から見た右手、左手。
右手から来る沢は右俣、当たり前だが左手から来る沢は左俣。
滝に面と向かっての右、左。

「おかる地蔵」は荒川の左岸にある、と聞いた。
信夫橋から徒歩10分の距離とものの本にある。

先日、夜のウォーキングでちょっと無理をして、足を伸ばした。
しかし、探せど探せどナイ。
ひょっとすると左岸でなく右岸か、と住宅地図で探す。

夕方、チャリで見当をつけた所を確認に行く。
一件目。
DSCF2110.jpg
残念、金毘羅さまだった。

やはり左岸か、と対岸に戻る。
難行苦行の道をたどる。
DSCF2111.jpg
二件目の候補地。
DSCF2113.jpg
これまた残念ながら「行神社」とあった。
「行」とは「おこない」と読むらしい。
由来書きがあったのだが、ペンキが薄く読めなかった。

これは地元の人に聞くしかない。
しかし、聞こうと思うとなかなか適当な人がいない。

歩いているお婆さんを見つけた。
ちょっとお尋ねしたいのですが、とおかる地蔵を聞く。
このお婆さん、80歳は越えているだろう。
不思議なものを見るような顔をして、小生を見る。
はてや、この婆さん、耳が遠いのかと思ったら、ようやく
口を利いてくれた。
「おかる地蔵なぃ、なづがしない、あったないそういえば」
要約すると、どこかにいってしまった、ということだ。
須川稲荷という神社も取り壊されてマンションが建ち、
その先に「おかる地蔵」があったんだけれど、今は無い、
というのだ。それ以上のことは知らなかった。

話の筋が合わないこともあったので、裏をとるべく、離れた
場所で玄関先を掃除しているお爺さんにも聞いてみた。
残念ながら、このお爺さんは「おかる地蔵」そのものを
知らなかった。ここで育った人でないのかも知れない。

チャリはタイヤの空気が抜けていたみたいで、ひどく重い。
大腿二頭筋がひくひくしてきた。

ただの見物のつもりが、見つからないので、苦労している。
こういうものって、探すのはけっこう大変なことなんだな。
何でこういうのにぶつかるんだろう。

DSCF2117.jpg

阿武隈川には白鳥でない白い鳥がいた。なんだべ?
それにしても、おかるチャンは何処さいっただ?

右斜め下追記
その後、手元の資料によると、お婆さんの話に出てきた
「須川稲荷」は鳥川の観音寺に移転とのこと。


posted by 山口屋散人 at 22:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 福島 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
散人さま:
楽しく拝見しました。中町に居たハンコ屋のおばちゃん(親戚)なら知っていたかなぁ・・・と。
知らない土地でご老人に道を聞くと自然な回答が直球で来ますよね。
私も以前岡山郊外で聞いたら『ん〜わしゃ知らんのじゃ』とノンビリ切り返されました。
寅パパ
Posted by 寅パパ at 2007年11月11日 20:40
最近、日本も治安が悪くなってきましたから、
ちょっと警戒されるような雰囲気はありますね。
だから、結構気を使いますよ。
Posted by 散人 at 2007年11月12日 16:04
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