2004年04月06日

NASAの学習?

 ごく僅かなサラリーマン生活だったが、今も記憶に残っている研修を受けたことがある。
NASAの学習プログラムに沿って・・という触れ込みの研修である。
二泊三日の缶詰だったが、ゲームのような研修だった。

地区本部に属する各地の入社半年の社員三十数名が集められた。4〜5名ずつアトランダムにチームを組まされてチームの成績を争うという研修である。

 例えば、各チームに5発のミサイルが与えられる。戦域は碁盤の升目。あらかじめ試験官がタテヨコ連続した戦艦を5隻隠しておく。(試験官の手元にだけ正解はある。) つまり何処にいるのか分からない戦艦に向かってミサイルを発射するのである。

「Kチーム撃ちま〜す。8の五に一発!」「はずれ〜!」という具合。弾を撃つのが早すぎてもいけないし、遅すぎても他のチームに手柄を取られてしまうという、ジレンマに陥る内容のものだった。早々に諦めたのか最初に名乗りを上げたチームは連続で5発を発射してしまい、的中せず零点。(このチームはバッドマーク5)

 私の属したチームには一人冷静な男がいた。各チームが撃った場所を最初から克明に記録していたのである。乱戦になってくると他のチームが既に撃った場所にもう一度撃つチームが出てくる。
そういう弾は無駄撃ちとして厳しく叱責を喰らった。

 そうこうしているうちに1隻撃沈したチームが現れた。タテヨコ形状は不明だが連続した5隻である。しかしそのチームはその時2発発射していたので、どちらが的中か分からない。

 我がチームの冷静男はプリントされた升目を見ながら「こっちの升目だと思う。」と決断を下した。

 その周囲の升目は4個。ここに一発ずつ撃てば少なくとも1隻は撃沈できると踏んだ。競争であるから先んじなければならない。残りの一発はカンで隣の升目に撃つことにした。

結果、2隻撃沈!
わがチームはこの冷静男Y君に救われた。
posted by 山口屋散人 at 02:03| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする
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