2004年04月06日

NASAの学習?U

 社員研修で最も印象に残っているのが次の例題である。

例題、
 月面着陸船オライオンより、月面移動車に乗り移り、300km移動した所で車が故障してしまった。車の復旧は不可能である。オライオンまで自力で帰還しなければならない。月面移動車に積み込んである30品目より必要な物資を15品目選択し、さらに優先順位を付けよ。

積載の品目は 酸素ボンベ、マッチ、無線機、水、食料、ロープ、棒きれ、ピストル、懐中電灯、コンパス、月面地図、乾電池、等々。


getumenn

 研修社員は、月面上の空間を想像しながら、知りえる知識を総動員して回答を出さなければならない。
まず、個人の回答を30分で出す。さらにチームとしての回答を1時間の討論を経て出す訳である。

最上のチームは各個人の得点よりも、チームとして出した回答の得点のほうが良かったチームである。
チームとしての能力が各個人の能力を上回った、として評価された。

最低はその逆。各個人の得点のほうが、チームの得点より良かったチーム。「お前らは最低だ!」とクササレタが、実は世の中に多いのがこの例でもある。

個人として批判されたのが、例えば一人だけチームの得点よりも個人としての得点のほうが良かった場合である。チームメイトとの討論、説得に失敗したと看做されたのである。

「君がついていながら何故こんなことになったんだ!」
こう言われた経験のある人は説得力のお勉強でもイタシマショ。



posted by 山口屋散人 at 21:45| 福島 | Comment(0) | TrackBack(0) | MEN類学 | 更新情報をチェックする
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